年齢を気にしないアメリカ人

私が通っていた日本の高校は、結構、上下関係が厳しいところでした。
1学年でも上の先輩には、挨拶は当たり前みたいな雰囲気でした。

でも、アメリカに来たら、年齢は、全く重要ではない環境でした。

MeetupというSNSに、私は定期的に参加します。アメリカ人のメンバーとニューハンプシャー州にハイキングに行ったりもします。

参加者の中には、40代や50代の人達もいます。日本だと、そもそも、10歳以上の年の離れた人と友達になる機会が、ほとんどありません。でもボストンでは、ふつうにあります。

年上なので、敬う気持ちで距離を置くようなことは、彼らは絶対に嫌がります。年齢というのは、あくまで、彼らの1つの特徴であって、年が上でも、下でも、彼らの考え方が面白くて魅力的なら評価してほしいと思うのです。

人種差別をracismレイシズムといい、性差別をsexismセクシズムといい、そして年齢差別をageismエイジズムと言います。

日本的に考えると、年上の人を敬って、若い人と区別して接することが、逆にエイジズムになってしまうとも感じました。

おそらく、日本は中国の儒教の教えが浸透していて、年上を敬うという文化があるのだと思います。でも、アメリカでは、自由と平等がポリシーの国なので、考え方がぶつかることもあると思います。

でも、アメリカにいるときは、郷に入っては郷に従えWhen in Rome, do as the Romans do.でやっていこうと思います!
夏休み留学でアメリカのボストンに留学予定の中学・高校生の知人にも伝えてあげようと思います。